我が町でスマートシテイ事業が・・・

 都心から50km圏内の、電車で2時間弱の我が町は、今から55年以上前から開発が進み、人口がそれまでの2倍3倍と増加して来たのだが、時が過ぎると移住者たちは高齢化し、育った若者たちは都市化した街に移住したため、「5軒に1軒は空き家」となった。

 そこで国(国交省)が、人口減と高齢化に対応した地方自治体づくり(コンパクトシテイ化構想平成27年)を提唱すると我が町は反応し、平成29年2月に「町づくり整備課」を設置し「町の立地適正化計画」を立て、住民への勉強会も広く開催したのだがそれから5年、今、何の動きも無い・・・

 そこに国交省が新たに「スマートシテイ構想」でモデル事業プロジェクトを掲げると、我が町はいち早く手を挙げ、(国内での)先行モデルプロジェクト15事業の一つとして選ばれたのだ。

 で具体的な事業は何か(?)と言えば、

町内のニュータウンが最寄り駅から2㎞近くも在りながら公共交通機関が無く、住民からの公共交通機関の要望が強くある中で、町内の企業がLPWA(無線)による自動運転バスの運行やバイオマスや太陽光発電、下水熱などを利用した蓄電池設備を整備した「停電の無い街」を目指そうと言うものだ。

 僕にとって興味のある「町づくり」なのだが、国のモデル事業では事業の主体は清水建設株式会社なのだ。 町の事業所や団体も参加するのだが、費用負担だけで利潤は「無し」。

「町づくり」なので、「目指す町が出来上がること」(成功裡)がプロジェクトの目的なのだ。

 コンパクトシテイ構想にも参加したのだが、頓挫したのだろうか・・・

自動運転バスを走らそうとするニュータウンだが、駅周辺に移住させるコンパクト化から外したことに因るのだ。

今回のスマートシテイ構想も、国と連携する主体の清水建設㈱は国の費用で事業するので実現するのだろうが、清水建設㈱と事業を進める「スマートシテイ協議会」などと言う団体は、主体がアイマイで、現町長のアソビになってしまう恐れが在る・・・

ヤルからには、住民が納得し、住民による住民のための「町づくり計画」で無ければダメだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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