香港には自由が無くなるのか(?)

 中国の近代史に「周近平」の名を残すための「香港国家安全維持法案」が成立したことで、香港民主派議員・テッド・ホイ氏に拠れば、

「我々の権利が奪われ、我々の自由は無くなり、我々の法の支配や司法の独立性も無くなった」

と言うのだが、「国家安全維持法」とはどのようなものなのか・・・

その概要を見ると、香港の永住者、非永住者に関わらず適用され、

 ● 国家からの離脱、転覆行為、テロリズム、香港に介入する外国勢力との結託と言った犯罪を犯した場合、最低3年、最高で無期懲役が科せられる

 ● 中国中央政府と香港地方政府への憎悪を扇動する行為は第29条違反となる

 ● 公共交通機関のしせつを損傷する行為はテロリズムと見做される(可能性が在る)

 ● 有罪となった者は公職に立候補できない

 ● 中国中央政府は香港に新たな保安施設を設立し、独自の法執行官を配置する。 共に香港当局の管轄外とする

 ● 外国の非政府組織や通信社の管理を強化する

 ● 地方自治体が設置した国家安全保障委員会の決定に対し、法的な異議申し立ては出来ない

等だが、何時の世も、支配者は自らの恐ろしさを覆い隠す行為をするのだ。

だが、「一国二制度」の下に生まれた「こころ」は消える(ことは無い)どころか増殖するだろう・・・

この処の都が公表する(新型コロナウイルス)感染者数は増加傾向だが、都も官邸も「経済との両立」優先だ。 「経済との両立」は最初から想定出来たにも拘らず、「専門家の意見」を重宝に使い「隠れ蓑」にして責任を取らないのだ。 

国がダメなら、香港民主派を受け入れる地方公共団体が在っても良いのだが・・・台湾、オーストラリア、イギリスに倣って・・・

 「国の緊急事態宣言を・・・」では無いだろう。 「三密を避けることが大事」-なので長野県は、東京からの観光客受け入れ事業者向けに「受け入れしないよう」条例を策定したが、埼玉や神奈川は蜜(隣接)を避けられないとした。  メキシコとの境界線に壁を作る国とは違うと言いたいのだろうが・・・

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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