「党所属議員が逮捕され・・・大変遺憾。任命したその責任を痛感し・・・国民の皆様に深くお詫び申し上げます。 自民党からの1億5千万円(の一部)が買収資金につかわれたか(?)否かは、当本部で(は)公認会計士による厳格なチエックが行われており、(巷で言われるようなことは)あり得ません」
小沢一郎率いる民主党に惨敗した(第一次内閣総理大臣だった)安倍晋三氏は、そのときの参院議員会長だった溝手顕正氏(広島選挙区定員2名)と新顔として外交特別補佐官の河井克行の妻(案里元県議)を候補者に任命し案里候補を全面的に支援。
結果は、岸田派の重鎮・溝手候補が落選したのだが、広島自民党県連は(過去の実績から)2名推薦に大反対だったのだ。
小泉元総理の手法を真似たのだろうが、「大変遺憾」どころか「遺恨」を上塗りしたのだ。
一強政治(選挙制度)の弊害なのだ。
ホモサピエンスの宿命として、集団体制の細かな見直しを重ねて来たのだが、「遺憾」を超えて「遺恨」を生む政治の世界。
一方、COVIDー19対応で頑張っている日本医師会の会長選挙だが、一旦は禅譲するのかと思って立候補した副会長(中川氏)に現会長(横倉氏)が地区医師会長の応援を受けて再度「出る」とのこと。
2012年の会長選挙以来、横倉(会長)中川(副会長)体制が自民・公明党と共に進めて来たのだが、ここでも政治がイタズラしようとしているのだ。
政党政治が危ぶまれる都知事選だが、都民一人ひとりの意向を集約出来るのだろうか・・・
人混み(都会)は、弱い立場の人でも生きていける場所の筈だが、アメリカのように切り捨てされないことを期待する・・・
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