「燃える星条旗」がバンクシーの新作だが、白人警察官に因る黒人男性の死亡事件が切っ掛けの抗議行動を表現したのだが、アメリカに根深く残る人種差別や経済格差を表現したものでもある。
又、この作品を公開すると同時に次のようなコメントも添えられたとのこと。
集合住宅で水道管が壊れ、階下の部屋に漏水し被害が出たときの例えとして、バンクシーは、
「アメリカが抱える貧困問題も人種差別も、白人による構造上の問題であり、それを直すのは有色人種達では無く白人自ら-なのだが、白人が直さないなら誰かが二階に上がり、(二階の)ドアをけ飛ばさざるを得ないだろう」と説く。
経験的にも、分譲住宅の配管は床下に設置されていて、配管の劣化などに因る漏水は二階の(その階の)住人は全く気付かないのが普通で、階下からのクレームで発覚するのだが、その水の漏れた原因が一見して判明されるケースばかりで無いので、調査確認が重要になる-のだ。
政治家では無いトランプ氏には期待が出来ないが、アメリカ人の選択(大統領選挙)に期待したい・・・
さて今日も、「再オープン2日目」の「山富貴」に行った。
0:15p.m.位にホールに入ると先客は4組居て、僅かに1席が空いていたのでそこに座ったのだが、直ぐに大女将が来るや否や、「コーヒーを飲みますか?・・・」
ウエルカムセットの茶が在るにも拘らず「コーヒー?・・・」と思ったが、直ぐ納得した。
やがて、隣の客からクレームの声、「いつまで待たすのか!」「悪くなったナァ・・・」
で結局、「蕎麦前」のコーヒーを飲みながら先客たちの立ち去るのを見送った後、やおら「更科蕎麦」が来た。
食べ終わりカウンターでの精算時、大女将や従業員たちからも、「申し訳ありませんでした!」
「いいえ! しかし大変ですねえ・・・」
「会長が意固地で・・・言うこと聞かないんですよ・・・誰かが一人でも厨房に入ると良いんですけどネエ・・・」
案の定だ。 「俺の流儀」を通して来た職人気質。
昨日も今日も謝り続ける大女将や従業員たち。 「遣り切れない」だろうが、槍は突くもの、やり尽くそう!
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