国民皆保険制度

 今日も、歯科医院に行って来た。  このところ、義歯(入れ歯)の補正と新たに作成する目的なのだが、今日は新たな義歯作成に向けての歯型作成で、

「来週も来て下さい!」と言われ、30日(土)10:30a.m.の予約を入れて自己負担金300円支払った。

 僕の場合、後期高齢者なので1割負担。

だからと言って気軽に医療機関に行きたいとは思ってもみない「医者嫌い」なのだ。

だが、70才を迎えるときに脳梗塞の症状が出て以来、2か月に一度当町に在る大学病院に通っているのだが、その医師が町の健康保険担当医なので、先日も、

「○○さんとは15年位のお付き合いになりますねえ・・・ あの時は、手術しなければならない状態だったけれど、良くぞ頑張りましたねェ・・・」

と言われた。 自分も少しの努力をしたかも知れないが、先生のお陰ですよ!と言いたかった心中だったがもう一つ、大学病院でも支払額は数千円。

健康保険制度に「有難う!」

 しかし、新型コロナウイルスが保険制度を危うくさせようとしているのだ。

これからも続く新たなウイルスとの闘いで、治療薬やワクチン開発は勿論、治療方法も高度になるだろうから保険制度を維持して行くには「制度の見直し」が必須なのだろう。

 今日の日経朝刊に、「75才以上の医療費、2割負担法案来年に先送り」の記事が在った。

新型コロナの感染拡大に伴い、全世代型社会保障改革で75才以上の窓口負担の見直しは喫緊の課題で、2021年には引き上げる予定だ。

現在は1割負担が原則で、現役並みの所得が在れば3割になる。

3割負担の対象者は全体の10%に満たない。  高齢者の自己負担が増える程現役世代の保険料負担が抑えられる。  政府は団塊の世代が75才以上になり始める2022年度までに2割負担の導入を目指す予定だ。

 それはそうと、全ての国民が保険料を納め医療費の負担を支え合う、助け合いの(健康)保険制度なのだが、全国同一では無く地域差が在る-ことは周知のことだろう。

医療の「質」もさることながら、保険料差も在る。  例えば、保険料負担率1位の徳島県に対し1番低いのが埼玉県で、徳島県の0.685倍なのだ。

また、保険料の埼玉県内指数別状況を見ると、「応能割指数」で最少の自治体に「毛呂山」とあり、最大自治体が「朝霞市」と在った。 要するに、朝霞市には保険料を負担する収入者が多いが、毛呂山町には保険料が払えない人が多いのだ。

保険の利用者にならないよう努力し、保険料が支払えるよう頑張ろうよ! 医大の門前町なのだから・・・



 


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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