コンタクトトレーシング

 いよいよ日本でも、COVIDー19対策の切り札として「コンタクトトレーシング(接触確認)」アプリの仕様・開発を始めた。

 これまではコロナ感染者から数日間の行動記録を確認し新たな感染者探しをしていたのだが、ヒトの記憶はアイマイで、主要接触者以外でも感染するため、世界各国がAppleやGoogleの「位置情報システム」を利用して接触者を特定、感染者の拡大を確認しているが、今のところ日本はAppleとGoogleが共同開発した「スマホ端末処理型」を採用予定で、国内21自治体で試験運用中。

 一方大阪府は、独自のコンタクトトレーシングシステムを開発し、今月中の運用開始予定だ。

その仕組みはQRコードを利用するもので、飲食店や多種のホールごとにQRコードを発行し、利用者はQRコードを読み込んで(入力して)から利用して貰う-ことで、利用者の記録を収集。

利用者に感染者が出ると、その利用者の行動履歴から健康状態もクラスター対策も可能で、しかも府はメールアドレスのみを登録して貰い、位置情報は収集しない-とのこと

 また、千駄ヶ谷インターナショナルクリニック篠塚院長に拠れば、

「PCR検査と抗体検査は、感染症をコントロールする上で重要だが、抗体検査は採決で可能であり、医療者のリスクが少なく、国として早急にデータ収集すべきだ」と言う。

 ウイルスなどの病原体に感染すると、血液中に抗体と呼ばれるたんぱく質が作られる。

抗体は病原体と闘う武器となり、感染初期には比較的短期間で消失する1gM抗体が出来、暫くして持続性のある1gG抗体が作られる。

なので、抗体検査をすれば感染の有無や時期が判る-かと言うと、新型コロナウイルスは未知のウイルス。

 増してや、WHOへの拠出金を止めた「トランプ」と言うウイルスとは、始末が悪いが、暫くは上手く付き合って行くしか無い。

 ところで、

政府裁量で検察幹部の定年延長が決められる検察庁法改正案が今国会での成立が見送られた。

議員数からすれば、「無理」も通せるのだが、SNSに配慮したのは何故だろうか(?)・・・ 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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