COVIDー19騒動の片隅で

 北海道・士別市立病院の長島院長は「もともと医療崩壊は起きている」と、現状を訴えている。  士別市立病院は隣の名寄市立総合病院と共に上川北部2次医療圏を構成し、名寄市立総合病院が急性期の症例、士別市立病院は慢性期の症例を担って来たが、常勤医は院長を含めて10名。

内科、循環器内科、消化器内科、外科、整形外科、麻酔科の6科の常勤医に、小児科、泌尿器科、精神神経科、皮膚科を持ち、夜間、救急医療を受け入れして、院長自身も外来患者1000人、入院患者40名を受け持ち透析患者50名の診療する。

 そんな中で、新型コロナウイルス感染拡大が起きたのだ。

「民間の病院は、発熱や風邪の症状の患者さんを診なくなっている。  その結果、コロナ感染の疑いの患者さんは公立病院にやって来る。 私たちの病院は、感染症指定医療機関では無いが、道内の指定医療機関が手一杯の状態、コロナは公立病院で診るしか無い」のだが・・・

 次に、ビニールハウスの広がる四国の小さな農村の話。

3月上旬、小学校に通う男子が新型コロナウイルスに感染した。  親類が感染し、男子は濃厚接触者として検査を受けた結果、陽性となったのだが・・・

 県は学校名の公表保に当たり村と協議した。 男子の保護者は「子供を守って下さい!」と念を押した上で公表に同意したと言うが、知事は「120才未満の男子」に補足して自治体名と学校名も公表したのだ。

 即刻「村」はてんやわんや・・・保健所や学校は電話が鳴りっ放し・・・「感染者は何処の誰や?」「あそこの息子らしいよ」 互いに顔を知らない人が居ない小さな村。 

「あの村の農産品は食べても大丈夫か?」村は「風評被害対策会議」を開いた。

 学生の懇親会でクラスターが発生した京都産業大学には、「大学に火を点けるぞ!」

共産大学のコロナ感染者を受け入れた名古屋市の病院に勤務する看護師の子供は、保育園から登園拒否された。etc・・・

 話は変わるが、

近所で、けやきの大木が数本伐採された。  長年、隣家から「落ち葉が困る」と苦情が在り、ついに役所からも対応要請が在った末のことだが、伐採費用200万円以上は所有者負担・・・

隣同士のイザカイがゴロゴロの利己主義で成り立っているこの地域。 

利他主義と言う言葉さえ無いこの町。 コロナ騒動が起きなければ良いが・・・


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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