10日の日経夕刊に、東大病院准教授中川先生の「がん社会を診る」と言う寄稿が在った。
「福島第1原発の事故に因り、福島産のコメや肉などの一般食品の放射能の基準値をEUや米国(基準)の12分の1程度の「100ベクレル」と設定し、事故の翌年からは福島産米の全量全袋検査が開始され、15年産以降は全てのコメ袋がクリアして、チエルノブリイとは違い住民の被曝量は少なく、内部被曝はゼロレベル-将に『福島の勝利』です。 その一方、゛甲状腺がん”と診断される子供が増えている」と言う。
原発事故当時18才以下だった全ての県民の甲状腺検査を行っており、これまでに200人を超える゛小児甲状腺がん”が発見され、一部マスコミで7000人の被曝者が見付かった『チエルノブイリ化か!』と言われたが、チエルノブイリと比較して甲状腺の被曝量がはるかに低い福島で、甲状腺がんが『多発』しているのは何故か?- 元々子供たちが持っていた『無害の甲状腺がん』を精密な検査によって発見された-即ち、ガンが増えたのでは無く『発見が増えた』のだ-と言う。
命に関わらないガンを見つけてもマイナスで、この過剰診断に因り韓国でもこの20年間で甲状腺がんが15倍にも増えた-と言う。 大人に対するがん検診が広がったことに因ったらしい。
一方、新型コロナウイルス感染問題では、発生源の中国が「日本、韓国、イタリア、イランからの入国制限」をしていて、「入国制限」の体験談がネット上に在った。
「飛行機から降りると専用バスに乗せられ、隔離用ホテルで14日間隔離されたが、その間は部屋のドアから一歩も外に出られず、ゴミ出しさえも係員が対応した。 日本の対応と大きく違う・・・」とのことだが、統制社会と自由社会の違い-と言うか、「人権の差」なのだ。
人類の歴史、否、国の歴史はムダに繰り返される傾向が在る。
知恵が無くなるのでは無く、知恵の劣るものが知恵を排除したがる故なのだ。
話は変わって、我が町で今日、外国人に因るコンビニ強盗事件が在った。
役場近くの「ローソン」での事件だったが、従業員が外に逃げたので犯人も「何も盗らずに」逃げた-のだ・・・が、近年外国人が多くなったので、コミュニテイを一層高めねばならない・・・
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