田舎の我が家への日経新聞は1:00a.m.頃に配達され、大概その頃に目が覚めるので目を通すが、WEBでもニュースを追っていると、『暴れ出した「灰色のサイ」リーマン危機なぞるか』
との見出しが気になった。
このところの新型コロナウイルスの感染拡大がパンデミックとなり社会的な打撃は大きく、記事に拠れば、世界の金融・証券市場がリーマン・ショック時を彷彿させる混乱に見舞われている-と言う。 そして、市場が脅えるのは新型コロナウイルスに因るパンデミックでの「ブラック・スワン(黒い白鳥)」だけは無く、「グレー・リノ(灰色のサイ)」が暴れ出すこと-だと言う。
そして今、株価の動向はリーマン・ショック時とほぼ同じ動きをしている-らしい。
リーマン・ショック時は世界の金融が連鎖的に危機に陥ったのだが、新型コロナウイルスと言う「黒い白鳥」がひとたび感染拡大すると、普段なら大人しいサイが手が付けられない「灰色のサイ」となるのだそうだ。 それには、
第1に「景気後退(リセッション)」と、第2に「中央銀行の金融緩和策の限界」第3に「超低金利が長年醸成して来た企業や国の債務バブルの破裂」に対してどのように対処するか-だと言う。
偶々BSTVを見ていると、若い女性の「ダイエットと脂肪肝」についての番組が在った。
一般的に脂質の一つである中性脂肪が肝臓内に多く蓄積すると脂肪肝となり、肥満や肝機能障害を起こすが、若い女性のダイエットが意外と脂肪肝を引き起こしている-との構成で、その原因の一つは運動不足。 アルコールを多量に取らなくても、食事を制限しても、食事の内容や運動不足に因って肝臓内に脂肪が残り脂肪肝となる-とのこと。
自己判断は日常茶飯事だが、「気付き」を意識的にして出来る限り専門部署に拠る情報を得て、気付いたときに修正すること-なのだろう。
年金暮らしには「灰色のサイ」はどこ吹く風-かと思うが、それは違う。
今、ニュースでは、新型コロナウイルスと原油価格の暴落により、ニューヨーク株式市場で初めて「サーキットブレーカー」が発動された-と言う。
9日、ダウ平均株価が一気に2000ドル以上も下落しての市場ストップなのだが、10日朝には半分程度の寄り戻しが在った-とのこと。 まあ、色々起こるナァ・・・
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