星烏(ホシガラス)知ってる?

 昨日土曜日のBSプレミアム番組「ワイルドライフ-北アルプスの四季-ホシガラスが雲上の森を作った」を見た。

僕が住む地域でカラスと言えば、ガァガァ鳴き足を交互に出して歩く「ハシボソガラス」か「カアー」と済んだ声で鳴きピョンピョン歩く「ハシブトガラス」は日常的に見れるが、燃えるゴミを荒らしたり農作物を悪戯する害獣的存在だ。 更に川では「カワガラス」を見ることが在るが、「ホシガラス」のことは全く認識が無かった。

 なので「ホシガラス」を検索すると、

「全長35㎝。 黒味の強い褐色で、白い斑点が沢山在りしわがれ声でガァ‐ガァ‐と鳴く」と在り、日本では北海道から本州、四国の亜高山帯から高山帯の針葉樹林に生息、繁殖する-と在る

なので「嶽ガラス」とも言われているらしいが、キャッチフレーズの「雲上の森を作った」には驚かされた。

 立山連峰から穂高連邦、飛騨山脈などの山岳地帯に生える針葉樹「ハイマツ」と「ホシガラス」の共生を映像化してもので、「自然界のドラマ」はいつも感動を与えてくれる。

「ハイマツ」はシベリア、カムチャッカ半島、中国東北部、朝鮮半島から日本の寒冷地に分布する針葉樹(氷河遺存種)で、移動しながら群生するのだがハイマツ(這松)の群生以上には樹木は育たないのだすだ。

で、群生する「ハイマツの移動」だが、根っこが動くのでは無く(ハイマツの)種子が移動する-のだ。 では、どのように?かと言うと、(ハイマツの)種子は栄養価が高く、多くの種子は「ホシガラス」などの鳥類が食べ、冬から春に掛けての繁殖期の餌として(ハイマツの)種子を土の中や木の洞に「貯食」するのだが、「貯食」や食べ残した種子が新たに「這松」となるのだ。

風雨などの自然界の営みで枯死する一方、動物を介して移動する「ハイマツ」。

天敵対応や子育て-冬場などのための「貯食」行為。

人間社会以上の厳しさの中での営みなのか?と想像してしまうが・・・

 で、動物の「貯食」行動は普通だが、鳥類では「ホシガラス」だけ?と思って調べて見ると、カラスやシジュウカラ、キツツキなどでも見られる-と在った。

・・・ ・・・「埼玉医科大学にも、新型コロナ患者が入った-って聞いたけど、知ってる?」

などと、フェイクニュースが飛び込んだ。 

 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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