運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75才以上のドライバーは、高齢者講習を受ける前に、認知機能検査を受けなければならなくなり、今年77才で6月に免許証が満了となるため、昨年暮れに公安委員会から認知機能検査受検の通知が在り、指定された西入間警察署で9:15a.m.から凡そ1時間受講した。
検査内容は記憶力や判断力を測定するのだが、具体的には次の3つの項目で、
● 時間の見当識・・・受検した日の「年月日」「曜日」「(受検開始)時間」を回答用紙に記載
(受検室には時計などの私物持ち込み禁止だが、入室前に時間が告知される)
● 手がかり再生・・・4種類のイラストが描かれたボードを4枚を見せられ、一旦別の「介入課
題」である「数字の消し込み」を行った後、見せられた16種のイラスト
(絵)を思い出し回答する-のだが、
①戦いの武器 ②楽器 ③体の一部 ④電気製品 ⑤昆虫 ⑥動物
⑦野菜 ⑧台所用品 ⑨文房具 ⑩乗り物 ⑪果物 ⑫衣類 ⑬鳥
⑭花 ⑮大工道具 ⑯家具
の16種類なので(と決まっているので)、インターネットで事前に覚えて
置くことも良いが、100点満点を取る必要も無いのだ。
● 時計描写 ・・・ 時計の文字盤を描いた後、講師が指定した時間を針で描く
今日受検した人は男女10名だったが、全員が76点以上(認知機能に問題無し)だったので、免許証更新時は教習所での講習と実技-2時間講習でOK
高齢化社会になり、高齢者に因る交通事故が増えた訳でも無いのに高齢者に因る事故がメディアに大きく取り扱われ、結果的に認知機能検査が義務化されたのだが、検査結果(検査で100点取った人)が事故を起こさないことを証明することでは無いのだ。
だから、形式化されている・・・ 歳を取ると、ムダムダと判っても参加することに意味を感じてしまう・・・
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