今日の朝日新聞デジタルニュースに、こんな「見出し」が在った。
「娘を奪った殺人犯、あなたは許せますか?」
フロリダ州に住む、敬虔なカトリック教徒のグロメアー夫妻が庭いじりをしていると二人の警察官が突然訪ねて来た。 1人は「被害者支援員」と名乗り、続いて次の言葉を夫妻は聞いた。
「お嬢さんのアンさんが(銃で)撃たれた」
すると奥様が警官に尋ねた。
「コナーは一緒では無かったんですか?」
「コナー・マクブライトのことですか? 実はコナーがアンさんを撃ったんです!」
娘のアンさんは高校生の頃から付き合っていて、互いの両親も認め合う間柄で、事件当日は大学での成績優秀者のアンさんの表彰式が在り、デートを兼ねてコナーと出掛けたのだった。
「奪ったのはコナー」と聞かされ、コナーの両親にも会い事件のあらましを知ったグロメアー夫妻は、やがて留置所のコナー受刑者に会いに行くと、夫妻に対してコナーは何度も何度も謝罪し続けた。
「アンはどうしてますか?」
アンが死んだことを知らないコナーは、夫妻に聞いた。
「何とか頑張っている・・・」
日が過ぎ、やがて夫妻はコナーを許すことに決めた。
ご主人の理由は、「アン(娘)とキリストが一体に見えた。 神様もコナーを許すよう求めていると気付いた」
一方奥さんは、「私は娘が死んだことでは無く、生きていたことを覚えていたかった・・・彼女はきっと、復讐なんて望まない。 私たちがこれからの人生、彼女は戻って来ないし、ずっと悩みながら生きて行くより前に進もうと判断した・・・」
僕には娘が居ないので、同じような気持ちになれるか判らない。
それに、日本は痴漢被害が多いと言う。 加害者の男が云う「性欲が原因」はウソ! 病気なのだ!
多くの被害者が「我慢」して訴えない-と言うが、加害者を「野放し」すべきでは無い!
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