青(未熟)パパイヤ

 昨日のパート先での話だが、「金子君が来て、パパイヤ栽培をやると言うんだ。 しかも、果物としてでは無く、野菜として利用するらしい」とのこと。

昭和の田舎生まれは、パパイヤなんて「千疋屋」の店頭以外見たことも無く、増してや野菜感覚なんて理解出来ないまま昼飯中に店主に、

「日高市内でパパイヤ栽培をしているらしいのだが、知っていますか?」

と聞くと、「ええ、あれは飯能市になると思いますが、ハウスでは無く露地に5,6本、パパイヤが在りましたよ・・・」とのこと。

 なので早速調べて見た。

「(未熟の)青パパイヤ」の栄養価と効能だが、完熟では無く未熟の「青パパイヤ」は、レバーより鉄分が取れるらしいのだが、先ずは「青パパイヤ」には三大栄養素の糖質、脂質、タンパク質を同時に分解する酵素の「パパイン」が在ること-この酵素は他の食物には無い稀有な特徴らしい。

 次に、赤ワインの凡そ7.5倍のポリフェノールが在り、強い抗酸化作用が在るので血液サラサラ、心筋梗塞、糖尿病、生活習慣病予防やアンチエイジング効果が在る。

更にビタミンCや、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分が豊富-とのこと。

 で、栽培方法だが、

鶏糞と米ぬかを蒔いた土に、乳酸菌が13種、納豆菌3種、酵母菌2種を配合した土壌改良微生物水和剤「菌の恵」を10アール当たり500gを水に溶かし散布してロータリーをかけ、1週間から1か月経ってから4月、パパイヤの苗を定植する。 定植したら、風除け等のためドーム型の苗帽子を被せ、そのまま1か月半、水も肥料も与えず、緑の葉がドームから出た処で帽子を外し、月に1,2回追肥し、養分を芯に集中させるため脇芽を欠く。

苗間には雑草を植え、水分の保全効果を期待する。

 すると、8月に花が咲き、身の丈が2m位に成長し、9月中旬から果実が着き始まる。

品種はレッドレデイがお薦めだ。 楽しいなあ・・・


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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