今年の冬至は今日、12月22日だが、来年は12月21日だそうだ。
何故か?と言うと、「冬至」は、「1年で最も日照時間が短い日」なのだが、(地球の)地軸が傾いているため「1年の日照時間は一定では無い」ので、4年に一度などと決まっていない-のだそうだ。
又、(冬至日が)「日照時間が1年で最も短い日」故に、陰陽歴では「太陽の力が1番弱い日から(太陽の陽が)蘇る日」即ち、「一陽来復」-新たな春を迎える日なのだ。
そこで、冬至の日には「(う)ん」の付く野菜を食べる風習が在り、「なんきん」を食べるのだが、「なんきん(南瓜)」いわゆる「カボチャ」は栄養価の面でも優れていて、β‐カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム等が豊富で「アンチエイジング効果」が在り、食物繊維が豊富なのだ。
ちなみに、南瓜(カボチャ)以外に、「レンコン」「ニンジン」「キンカン」「ギンナン」「寒天」「う(ん)どん」を合わせた料理、「冬至の七草」が在る。
1年の疲れを癒すには温泉旅行も在るが、(身体の)特定部位に対する効果を求めて、温泉での長期逗留いわゆる「湯治」が良い。
秀吉は、合戦の後や人生の節目に、有馬温泉で湯治をした-と言う。
江戸時代の後期になると、梅毒に苦しんだ江戸の町民は、草津温泉での湯治が流行った-と言う。
現代では、別府温泉の原子爆弾被爆者療養研究所や秋田の玉川温泉、鳥取の三朝温泉には、(現代の)医療機関では治らないとされる病の治癒を求めて療養する人が居る。
まあ、一日の疲れを癒すには、適量の飲酒(アルコール類)が良い。
食欲増進や血行促進は当然だが、適度なアルコール摂取で副交感神経を優位にさせるのだ。
その酒を作る上で中心になるのが杜氏。
経営者では無いが、どのような酒を造るか-は杜氏の腕次第。
近年は女性の杜氏が増え、隣町の越生には埼玉県初の女性杜氏・佐藤麻里子さんがいるが数か月前、応援する会に参加した。
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