帰り花

 夕方になって風が出て来た中を、4日振りに5kmコースの散歩に出た。

ようやく落葉が目立つようになった歩道を過ぎ、越辺川を渡って北風の勢いを大分感じる田圃道に出ると、やがて遠くに男体山が見えて来る。

耕地の畦道を進むと、19号(台風)に因る越辺川の溢水で抉られた畔は未だそのままだったが、畔にムラサキの花が咲いているのに気付いた。

「あれ? スミレだ!」

この田圃道は10年以上も通っているが、これまでは走っていたので気付かなかったのだろう・・・

越辺川の溢水で耕地が水浸しになったので、スミレが慌てて子孫を残そうと、冬場にも拘らず咲いたのだろう・・・と思ったのだが、晩秋、否冬にも咲くのだそうだ。

「帰り花」と言って、11月頃の小春日和に誘われて、桜や梅、梨などの草木が本来の季節とは異なって花を咲かせることがあり、「忘れ花」とか「帰り花」と言って、俳句の季語にもなっている-らしい。

「かへり花 暁の月に 散りつくす」(蕪村) 「凧に 匂ひやつけし 帰り花」(芭蕉)

 話変わって、

香港の区議会議員選挙だが、民主派が452議席中85%の議席を獲得した-と言う。

約束通り、民主主義の基本である市民住民国民主体であり、決められた制度は約束通り堅持すべきだ、「一国二制度」を守れ-との民意の結果なのだが、共産党の傘(権力)最優先の習近平政権は聞く耳を持たない。 

あらゆる手段で統制・制圧するだろう

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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