変化

 ラグビーファンのイギリス・ヘンリー王子は決勝に進出したイングランドチームの勝利を信じて、エリザベス女王の書簡を持って観戦したが期待に反して敗北。

 だが王子は、試合直後の南アフリカチームのロッカールームを訪問。  勝利に湧き上がる(南アの)選手に向かって、

「ラグビーには世界中の人々を団結させる力が在る-と心から信じています。 あなたたちのような活躍を現在必要としている国は(あなた方の国です)他に考えられません。 その点からも・・・よくやりましたね」

選手との記念写真にも気軽に応じたヘンリー王子。

 2015年の大会で(格下の)日本に敗れたことで、裕福な白人のスポーツだったラグビーに、(黒人が80%を占める)国民の中から、「選ばれるべき黒人選手が居なかったから負けたのだ」と言う声が大きくなり、今回(の優勝)に繋がったのだ。

 ところで、トランプ(政権)はどうだろう。

メキシコとの国境のアリゾナでは国境の壁を掲げ、フロリダでは貧困層のヒスパニックや黒人の受刑者の投票権を規制。 ノースカロライナでは黒人票を白人支持者の多い選挙区へ移し、白人候補が勝利するよう仕組んだ。 オバマ前政権の全否定で、国民の内に在る「人種差別」を呼び起こしているのだ。

この傾向はヨーロッパ、特にフランスやオランダで極右政党の台頭を生み、はんがりーでは狂犬病政治が生まれた。

 さて、今エリザベス・ウオーレンが面白い。

2020年のアメリカ大統領選に向けて、富裕層の増税で国民皆保険や大学授業料の無償化等を主張し、格差が固定化したアメリカ社会の有権者の世代交代を促し、「親ビジネス」の立場のトランプを慌てさせている。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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