高齢者の交通事故をマスコミ報道がセンセーショナルに取り上げた影響か判らぬが、平成27年の道交法改定により75才以上の運転者は3年に1度、免許更新に際して認知機能検査を受けなければならなくなり、認知機能の低下をタイムリーに把握するため、検査期間中に「信号無視」や「横断歩道等に於ける横断歩行者等妨害」「指定場所一時不停止」「合図不履行」等18項目の違反行為者は臨時認知機能検査を受けなければいけなくなった-のだ。
だからなのだろうか、市内のメーン道路に右折進入したところ、「待ってました!」と車両停止を命じられ違反切符を切られて5日後、公安委員会から「臨時認知機能検査」を受検すべく通知書が届き、今日受検したのだ。
検査内容は3点で、
① 手がかり再生 ・・・ 16種類のイラストの説明と記憶するように指示され、
② 時間の見当識 ・・・ 受講(受検)直後に開始時間が告げられて、「手がかり再生」の説明を
受けて「見当識」の受講が始まった時間を記載すること-が見当識
で、その後に「①手がかり再生」で見たイラストの記憶テスト-即ち
「再生検査」で、最後に、
③ 時計描画 ・・・ ①、②の検査を終えた時間を係員が指定し、それを絵時計で示す-こと
で、検査結果が判定され、
● 76点以上100点まで ・・・ 認知機能の低下のおそれ無し (第3分類)
● 49点以上75点まで ・・・ 認知機能の低下のおそれ有り (第2分類)
● 0点から48点まで ・・・ 認知症のおそれ有り (第1分類)
なのだが、結果は第3分類だった。 16枚のイラストは記憶力より記憶術なので、自分なりの記憶術を使えば良い-ので、免許証保有の後期高齢者は普段から練習すべきだろう。
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