英和辞典に拠れば、「Bounce back」は「跳ね返る」或いは「立ち直る」と在るが、ゴルフ用語では、
「ボギーやそれよりも悪いスコアでホールアウトした直後のホールで、バーディもしくはそれ以上良いスコアを出す確率」
を言うのだ。
なので、ゴルフ好きかローハンディの方で無いと興味が無い言葉なのだが、ゴルフで「バウンス」とはウエッジのソールの出っ張り部分のコトなのだ。
もう少し言うと、グリーンまでの距離が10ヤードのときに使用するウエッジのロフト(角)が56度でも、ウエッジの尻(ソール:芝に当たる面)の角が06~14度位まで色々あり、使用する人によって「使い易さ」が在るのだ。 バウンス角が少ない方が出っ張りが少ないのだが、出っ張りが多い方が「ザックリ」が少ないのだ。
なのでプロたちは、自分に合った用具に敏感で、「用具を使い切る」ことが大事なのだ。
だから渋野日向子さんは、全英オープンの最終ホールでドライバーをフルスイングしたのだ。
18番ホールのグリーン手前の池を超える距離が、日向子さんのフルスイングの距離とピタリだったのだ。 (ここからがプロとしての見せ場なのだが)方向性が僅かに違っていてもダメだったのだが、日向子さんのスイングは、常に「自分のスタイルのスイング」に徹底しようとしているのだ。
ま、機械化なのだが、このバウンスバック率で現在のトップは渋野日向子選手の26.0563%で、2位が河本結選手の23.6686%だそうだ。
渋野選手は「後半の上りホールが強い(バーデイが多い)」のは、終盤に集中してスイングしているーのだ。 全ホール集中すれば-と思うが、そんなに長く続かないんだよ。
人生、そんなもんだよ。
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