今の季節、精々3~4mの雑木で、30㎝大の大きな葉を折ると異様な臭い匂いがするが、白い5弁の花が咲いて、その花のガクは最初緑色だがやがて赤くなると、大好きなヤマユリの香り-甘い香りを放つのだ。
なので、クサギの咲く今頃の散歩は、その香りで癒されるのだ。
そのクサギのガクが赤くなると、白い実は熟して青色・藍色になる。
そのため、「天然の物で、青い色が出せる染料は二つ。 一つは藍で、もう一つはクサギ」なのだそうだ。
「クサギ染め」を実践した会によれば、
『・・・それにしても、クサギの実は実に綺麗だ。・・・「青い宝石」と呼びたくなるが少々臭いのが難点・・・、その臭いと格闘しつつ実を採ること3時間。・・・藍のような濃い青には遠く及ばないが、綺麗な青に染まっている・・・』と在る。
「草木染め」ならぬ「クサギ染め」か・・・。
更に、臭いにおいの葉も、茹でれば山菜として食べられる-と言う。
パリでは街路樹に使われているという。
色々在るナァ
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