天才

 モノの本に拠れば、天才とは特定の分野に於いて凡人と一線を画した業績を残した人-と在るが、今日のTBSラジオ番組「久米宏ラジオなんですけど」に出演した「吉村妃鞠(よしむら ひまり)」ちゃんは2011年生まれの7才だが、

第30回、第32回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器部門キッズの部審査員賞。第17回大阪国際音楽コンクール幼児の部第1位。 第18回日本演奏家コンクール第1位。 第11回全日本芸術コンクール第1位。 第9回、第10回国際ジュニア音楽コンクール第1位。 第2回、第3回日本ジュニアヴァイオリンコンクール第1位。 第11回セシリア国際音楽コンクール第1位。

兎に角、出場した30以上のコンクール全てに1位に輝やき、国際コンクールのジュニア部門で受賞したときは、大人でも難しいと言われる難曲パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を軽々と演奏したヴァイオリニストが吉村妃鞠チャンなのだ。 

 さらに、女性ドラマーの世界コンテストに参加し高難度のドラム演奏をして大絶賛を受けた8才の少女少女「かねあい よよか」ちゃん。

2才でドラムを始め、4才でライブ活動を開始。 5才から家族で活動をしているバンド「かねあいよよか」に参加している相馬世世歌チャンも将来が楽しみだ。

自ら、決めたことに対して集中して取り組んでいる-とのことだが、それこそ天才の道を歩んでいる-のだろう。

 話は変わるが、世界文化遺産に登録された白川郷や五箇山は、江戸時代の「バイオテクノロジー集落」だった-と言うのだ。

大分前になるが、雪の降る白川郷を体験しようと、合掌造りの民宿にお世話になったことが在るが、その白川郷や五箇山は人里離れた山間に在り、合掌造りの広い建物内では養蚕業を営んでいたのだ。

では何がバイオテクノロジーかと言うと、

「大量に出る“蚕の糞”に、土や藁、落ち葉を混ぜ合わせ、そこに養蚕に係わる多くの人の尿や人糞を掛け、発酵させて年1回くらい混ぜ返し、5,6年発酵させると、尿のアンモニアが亜硝酸、硝酸と変化し、やがて硝酸土が出来ると灰什と煮込むことで火薬の原料となる「硝酸カリウム」が出来る-のだそうで、「硝酸カリウム」を生産することで財を成し、「結」の資源となり集落が維持できたのだろう。 「地域づくり」の見本だ!

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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