車を運転中は大抵NHK第1を聞いているが、今日の「すっぴん!」のミュージック・スクラップに出たギタリスト大友良英さんの「今日のテーマ」が“即興演奏”だった。
運転中に聞いた内容であり、老化が進んだ僕の記憶力故に事実と異なるかも知れないが、「元々音楽は即興演奏だった」と言う。
なので、「即興演奏」を検索すると、
「即興演奏とは、楽譜などに依らず、音楽を即興で作曲または編曲しながら演奏すること」と在り、「アドリブと言うことも在る」と在る。
更に、「大作曲家の多く(バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなど)は即興演奏の大家だった」と在る。
演歌大好きの僕なのだが、考えて見れば敗戦後の日本をいち早く工業化するために、「金太郎飴」を大量に生み出すために演歌を流行らせた国策の結果なのだ。
✖✖作詞〇〇作曲をなぞらえて歌うことが楽しかったのだ。
だから、「即興演奏って何?」と問われても即答し難いのだが、理解する必要が在る。
それは「自由」の追求であり「ひとの在り方」なのだから-だ。
大友良英さんも番組の中で言っていたが、最近音楽の世界ではそれぞれの楽器の奏者が即興で演奏する-のが流行っているらしい。 将に、英語と中国語とロシア語を母国語とする者がそれぞれの言葉で話す-のと同じらしいが、演奏をする内にメロディらしきものが出て来て、ノイズでは無く「相手の音に合わさる」ようになるらしい。 「調和」なのだろう。
人の社会も、先ずは議論し、共通点と言うか納得できる点を見出し、「大きな流れ」を作ることが重要なのだろう。
ヒトは先ず、存在を認めることから始まる。
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