湿度80%の中を、代わり映えしない何時もの5キロコースを散歩していたのだが、
「あれ? 赤トンボだ!」
何故か解らぬが、他の田圃にはほとんど見かけず、一つの田圃に数百匹の赤とんぼが飛び交っていたのだ。
増してや赤トンボと言えばアキアカネで、秋の青空が似合うのだが、「もう居るのか?」と思い帰宅し検索すると、
「アキアカネは秋の季語として有名ですが、実は殆どの赤とんぼは6月末から7月初めに成虫になるので、夏にもたくさん飛んでいます。 赤とんぼは、見る場所や時期に寄って種類が違う」のだそうで、「夏でも良く見られるのが、一生低地で過ごすナツアカネ」で、アキアカネは夏の初めに山に移動」してしまう-そうだ。
ナツアカネもアキアカネもトンボ科アカネ属なのだが、どちらも「水田などの湿地帯でボウフラやミジンコオタマジャクシを捕食するヤゴとして生活し、5月末から6月下旬の「夜に羽化」し、朝になると飛び立って水辺を離れ、1日から2日位羽化が終わるまで草に止まり、アキアカネは標高3000m級の高原まで上り生活し秋になり下山するのだが、ナツアカネは平地で蚊やハチ、アブ等の小型の虫を補食し、平地に下りて来たアキアカネと共に田んぼなどで産卵し冬を迎えて一生を終える。
アキアカネとナツアカネの違いは、生活圏の違いと胸の模様が違う-のだそうだ。
アキアカネは、もう高原に向かっているのだろうか?・・・
0コメント