秋田でバナナ栽培

 僕が住む町でサクランボ栽培をしている若者がいる。

周辺の農家の若者は、誰もが農家を継がずにサラリーマンになり、代々耕作して来た田畑は親任せで、所有農地の一部を(家庭)菜園にして、専業農家は無い。

「農業ではメシが食えねえ・・・」と、昭和生まれの親連中が念仏の如く言っていたかどうか知らぬが、「仕事」に対する意識の低さに今更嘆くに値しない-が、ヨソから来た若者が、ビニールハウスを建ててサクランボの苗を植えたのだ。

 一方、数年前から我が家の近くで、イチゴ農園で成功した若者も居る。

転職して農業専業になったのだが、降雪被害等の経験をして10年位頑張っているのだが、町内に新たな同業者が出来たのだ。

その新規事業者に会い将来像などを聞いたが、「農業に、若い人が興味を持ってくれない」と嘆く。

 そんな中、「朝日新聞デジタルニュース」に、「豪雪地帯でバナナよ実れ」という文字が在った。

秋田県美郷町で「いぶりがっこ」などを製造販売している(株)秋田食産が、バナナ、グアバやコーヒー、パイナップルなどの熱帯植物栽培にチャレンジした-のだ。

「みんなと同じものを作っていてはダメだ」

社長の佐藤良一氏に拠れば、「20℃以上に保たれたハウス内にはバナナやパパイヤ、グアバの木が100本以上が並んでいる。 昨秋には90㎝だった苗は今、4m以上に成長しました。」

 夢は、いつでも必要なのです。  人は、明日の夢に向かって生きるのです。

  


 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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