抗議デモ

 久し振りの雨降りに、嬉しい気持ちになったのは何故だろうか?

庭の紫陽花やツツジが映えるからであろうか・・・ 17℃程度の雨の中を「山富貴」にに行くと、先客は1組だった。

 さて、イギリスの統治下にあった香港が、1997年に中華人民共和国に返還され、(イギリス)統治下で育った「民主主義」はそのまま中華人民共和国に引き継がれ「1国2制度」が堅持されたのだが、習近平政権下になり香港特別行政区を人為的に指導するようになり、台湾で起きた殺人事件の犯人(香港人)が香港に逃げ帰っていたが、香港と中国との間に「逃亡犯引き渡し条例」が無かったために「条例」改定を特別区指導部に指導。  受け入れた香港行政執行部に対して(香港)市民は、

「このこと(条例改定)が、中国政府の意向に反すると判断される-と、即時逮捕等に繋がる」と懸念されるため(「高度な自治」が維持出来なくなるため)、100万人規模の「抗議デモ」が行われた-と言うニュース。

 2014年、香港の行政長官を選ぶ選挙で、中国政府に寄って民主派の立候補者が排除されたことに対して起きた市民デモ、所謂「雨傘運動」で市民運動の中心的人物だった大学教授らが中国側の(都合の良い)法で実刑判決を受けたデモ以来の大規模なものだが、

「歴史的に香港は、東南アジア諸国にとって比較的自由な環境を享受し、社会運動の中心となって来た。  これからもアジアの市民運動のハブで在り続けたい」

と、市民は積極的だ。

 一方我が国では、沖縄の諸問題(地位協定等)を初め、「イージス・アショア」の配備であれ「地元住民の問題」として、「他人ごと」感を持っているのは僕だけだろうか・・・

だが、今から25年位前になるが、秋田市に2年程単身赴任していて、その間、秋田市内から秋田運河を渡り、演習場脇のハマナスロードを通って勝平通りに出て市内に戻るコースを毎日走っていたので、「アショア」予定地「新屋地区」否、秋田は懐かしさが溢れる街なのだ。

 そこで-だが、TVニュースで見る限り、(秋田)地元住民の声は、「説明資料の誤り=信頼が出来ない」に焦点が当たり、「アショアの意義、国防等」が議論されていない、即ち「受け入れは止むを得ない」と認めているのでは(?)-と思えるのだが・・・

「命が掛かっているんだ!」と声高に言った人が居たが、将に「国民の命を守る」ことを目的に設置する「アショア」。 使わずに済むよう国は努力するが、‟想定外”対策に・・・、それとも(アショア)購入費用をムダにすることも・・・

 アジアのリーダーにはなれないなあ・・・

 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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