日経新聞調査に拠れば、「19年度中に53%の企業が値上げを計画している」ことが判った-と言う記事が在った。
経済社会の構造上、コストダウン等を図ってもモノの値上げは必然性が在るのだろうが、貨幣経済社会では国などの仕組みで一旦は再分配されても、「金の在る所に吸い取られるように金は流れる」のだ。
だから、人は手中にした僅かな金を将来のために-と預金したり、日々の生活をお金と交換して暮らしている。 将に、貧困スパイラルの罠に組み込まれているのだ。
一方国は、人生100年時代に向けて老後の資産寿命を如何に伸ばすか-がポイントだと言う。
定年(退職)後のプランをどれだけの人が綿密に想定しているのだろうか?
例えそうだとしても、天変地異も含めてその計画通りに進むのだろうか?
増してや、「自分だけは大丈夫だ」とか、「何とかなるだろう」と思っていないだろうか・・・
ポジティブだから良い- ポジティブな考え方でないと、やってられないよ-だろうな。
先日会ったイチゴ栽培している若者が、『「農業でがんばろうよ」って声を掛けても、「生活が出来ないから」と言ってだれも賛同しないんですよ!』と言ったので、
『そうなんでしょうね。 僕等(高齢者)の責任ですよ。 僕らの年代が「農業では飯が食えない」と言いながら、何も解決しないままを後送りしたんです・・・』
僕の夢は、高齢者が自分達で楽しめるダイニングを作りたい-と思っている。
メンバー制にして、手作りで、地域貨幣で、貨幣経済にあまり左右されない・・・
夢の老後社会(現代版姥捨て山)をつくりたい。
それが、次の世代への贈り物になるように・・・
0コメント