ハンカチの木

 今日の「山富貴」は先客が一人だったが、いつもの二人掛けテーブル席で新聞を読んでいると、やがて更科蕎麦が運ばれて来た。  すると、盆には秋田名物の「ジュンサイ」が在った。

食後のコーヒータイムに「ほっと」へ行くと、

「〇〇さん! ハンカチの木って、知っていますか?」

『見たことは無いが、先日「めづらしい花木」を検索して、名前は知っていますよ』と言うと、

『毛呂山町に在るんですよ! 鎌北湖に向かう住宅街の一番先の「ふれあい工房好彩」の前に在るんですって!』

「その工房は知っていますよ! 小山さんと言う家で、レモンの木が在るお宅ですよ!」

で、早速尋ねると、小山さんの奥さんが庭の鉢植え植物に水遣りをしていた。

『こんにちわ! 〇〇です! 実は、小山さんのお宅に、「ハンカチの木が在る」と聞きまして伺ったのですが・・・』

「ええ・・・、今、主人は出掛けていますが・・・、こちらです・・・」

小山さん宅の前の県道の道下に、樹高10m程度の青々とした木が在り、木陰に白いヒラヒラした特有の苞葉が幾つも見えた。

『「ハンカチの木」は埼玉では智光山公園が有名で、あそこは木の下から見るのですが、ここは道下に木が在るので、目の前で見れるんですよ!』

  話は変わるが、「ほっと」でコーヒーを飲んでいると、ランニングシャツの奇妙な客が来た。

「今、総合運動公園の体育館で踊りの練習をしていて、休憩し昼飯を食べに来たんですよ!」

と、名刺代わりと言いながらチラシを呉れた。

「TRY to the IDTF(international dance &theater festival)」  

両国のシアターX(カイ)で、明日から3日間、芸術祭を行う-ので、体育館で(独りで)練習中だと言う。

 沖縄出身で64才。  現在は当町に住み、都内でタクシー運転手をしながら芸能活動をしている-と言う。  外資系の車販メカでの経験話しやら武満徹のはなし、或いはボイスの話。

「極め」-佐々木小次郎の燕返しの極意・・・

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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