二ホンジカの話 PartⅡ

 先日の、散歩コースの田圃の畔道で出逢った二ホンジカが気掛かりだったので、昼飯に行った蕎麦屋「田中屋」の若女将に、「散歩中の田圃の畦道で、二ホンジカを見た」と話すと、

『越生(町)の友達は、「車を運転中に時々出遭う」って言っていましたよ・・・』

と聞き、帰路越生町の津田さん宅に出向いた。

津田さん宅は、越生町のアジサイ街道沿いで5月6月の2か月間オープンガーデン「花あそび」を開いているのだ。

到着し、出入り口の鎖が開けてあったので庭園に入ったのだが、不在らしかったので庭園から出て駐車場所に戻ったとき、津田さんらしき方が小走りに寄って来た。

「ご無沙汰しています」

「あら! 〇〇さん! ご無沙汰しております・・・また今年も、今月と来月やりますので・・・どうぞよろしくお願い・・・」と誘われるままに庭園に戻った。

「・・・これはミカンです。 今年は蕾が多いですね。 ・・・これは藤ですが、房が大きくならないんですよ・・・」と、津田さん。

ふじ棚には白と紫の花房が茂っていたが、木は3,4センチ程度だったので、

「今は、木が成長に懸命で、房の成長にエネルギーを使えていないんですよ!」と言うと、

「それでは、今しばらく待てば大きな房が見れるでしょうかね」

藤の花も、藤棚づくりを優先するか花づくりをするか-剪定の仕方が在るし、この園のフジ(の種類)は「ノダフジ」だろうが、山から採った「ヤマフジ」かも・・・

そう言えば、津田さんが裏山の杉の木から垂れ下がっている「ヤマフジ」を見て、

「あれに比べると、もっと(房が)大きくなっても良いのでしょうね」と言っていた。

『「ヤマフジ」は反時計回り(左巻き)で、里のフジ(ノダ藤)は右巻き(時計回り)なんですよ』と言うと、「あら! そうですか」

で、鹿の話だが、

「この辺では、普通に(鹿が)居ますよ! 夜になると、鳴き声がいつも聞こえますよ」

とのことでした。

隣町では、鹿の存在は日常なのだ。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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