マスコミ報道で日本国内を駆け巡ったであろう昨日(8日)の、保育園児ら16名が死傷した交通事故は、園児たち被害者にとって「防ぎ様の無い」惨事であり、「起こり得る事故であってはならない」と誰もが期待したいのだが、日々車を運転する立場からすると、道路を運行する車(の運転者)の(道交)法規を守らない運行が何と多いことか! 守らない運行が常識化しているのだ。
「前をよく見ずに右折した」-との、今回逮捕された右折車両の運転者の弁。
直進車の運転者は、「(対向右折車線から右折進入して来た)相手車両が、止まってくれると思った・・・」の弁。
最寄署の調査結果から、右折車両の運転者は先行車に続いて右折し、「衝突音で、事故に気づいた」らしい。
交差点の運行は、直進車両は、「手前で減速、徐行して進入」する(筈)にも拘らず、減速せず進入したり、徐行など全くせず通過する車が日常的に在り、
右折車両は、交差点に進入する対向車両が無いことを確認して発進(右折を開始)するのだが、まるで右折専用道路如くに先行車両に連なって進入する車能力何と多いことか。
公道を借りて運行するのだから、自己勝手なルールでは無く道路交通法規通りに運行しようよ!
「防ぐことが出来なかったのか?」
今、TV番組で、専門家が解説しているが、第一当事者は右折車両の運転者だが、直進車両の運転者も、交差点手前で「減速」「徐行」して進入すれば、他人まで巻き込んだ事故にならなかったのではなかろうか⁉ 増してや、今回の事故の保育者側に「責任感が強いからこそ生まれる自責の念」は止むを得ない-だろうが、「ルールを守らない車両の運転者」に焦点を当てるべきだ。
過失責任割合はさて置き、加害者として当該車両の運行責任者は被害者側への誠意を先ずは優先すべきだろう。
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