CNNニュースに拠れば、日米首脳会談で安倍首相から「(皇太子の)新天皇即位後の最初の国賓としての招待」を受けたトランプ大統領は、
「日本人の新天皇即位に対する関心の高さは、米国民の(NFL)スーパーボールに対する意識に比べて、どうなんだね?」
すると安倍首相は、
「日本人にとっては、アメリカ人にとってのスーパーボールより100倍ぐらい大事だ」
と応えた-と言う。
米国人にとって、NFL(アメリカンフットボール)の優勝決定戦・スーパーボールは最大のスポーツイベントであり、TV視聴率は常に20%以上で、アメリカ人にとっては「独立戦争」と同等の文化らしい。
ところで、日本人の天皇への意識はどうだったのだろう。
鎌倉時代以降、武士(軍隊)がその地域(小国)を支配する時代が続いたが、それ以前は隣国の宋に倣って倭王が支配していて、それが天皇に継がり、武家政権時代は公家として神格化されたのだが、あの「明治維新」と言うか「大政奉還」はどうだったのだろうか?
イギリスなどの支援を得た薩長連合と、江戸城に入城しなかった最後の将軍:徳川慶喜の戦いは、時代を読んだ幕藩主たちの内戦を良しとしない「大政奉還」派の勝利となったのだが・・・
外国の支援を得た討幕派が勝利した場合の日本は、どうなったのだろうか?
2000年以上続いた中国の皇帝(清王朝)は革命によって滅びたが、日本の天皇制はなぜ維持されたのだろう・・・
大戦までの「現人神」、大戦後の「国民の象徴」は、時代に即応した天皇自身の努力とその姿を「心の置きどころ」としたことが日本人の天皇感なのだろう。
また、ハゼの研究者である明仁天皇と中国の魚類研究者・伍漢霖(ウーハン)氏との交流は素敵だ。天皇の論文がウーハン氏の研究に相当役に立った-とのこと。
話は変わるが、今日は2か月に一度の医大での検診日で、ヘモグロビンA1c値が6.7だったのだ。
「前々回が6.4で前回が6.6・・・、散歩だけで無く食事にも気遣うように・・・」
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