偶々見ていたNHK総合TV番組「チコちゃんに叱られる」で、チコちゃんがゲストへ質問した。
「では、ソメイヨシノ(桜)は何故咲くのか?」???
改まって考えたことも無かったのだろう。
ゲストは、「子孫を残すため・・・?、遺伝子を後世に残すため・・・」
その通り! これが、真面な考え方だろう。
だがチコちゃんは、「ボーっと生きてんじゃねェ-よ!」
地球上の生命の共通な営みは、「遺伝子を後世に残すこと」なのだ。 自ら動かないことを選択した「植物」は、自らの遺伝子を相手に送り届けるために、「花」と言う器官(手法・手を通じて遺伝子の継承を図る-ために「花」を咲かせるのだ。
しかし、ソメイヨシノ(桜)はエドヒガン桜とオオシマ桜の雑種が交雑して出来た「桜の樹」から、人が求める最高の桜の花の枝木を接木して人工的に創り出す所謂「クローン手法」で増殖するので、(ソメイヨシノ桜は)花(弁)は必要としないのだ。
では何故、ソメイヨシノ桜は咲くのか?
「人間に見て貰う-ため」なのだ。 将に、「お花見」のために最も「綺麗に咲いた桜花」の枝を取り、接木して増やす。
だから、殆ど「気温差だけ」が開花の差となり、「ソメイヨシノ桜の開花予想」が可能なのだ。
だが、ソメイヨシノ桜は「F1」では無いので、ソメイヨシノ桜の実生から新たな桜の木は生育するのだが、その木は「ソメイヨシノ桜」では無く、オオシマ桜かエドヒガン桜なのだ。
人間の「お花見」のために創られた「ソメイヨシノ桜」の哀れ・・・
話は変わるが、
リハビリに頑張っている友人宅のポストに、昨夜書いた手紙を投函して置いたのだが、彼から先ほど電話が入った。
「有難う! こうして(手紙を改めて)貰うと、ヤル気になるよ!」
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