「春」を頂いた!

 ドナルド大統領による国家非常事態宣言を与党共和党が多数を占める上院(議会)でも、「無効と議決した」-と言うニュースを配達中の車で聞き、「未だ、アメリカに良識が在った」と一瞬喜んだのだが、内訳を聞いてガッカリ。

メキシコとの国境に壁を作る-ことを公約にしたドナルドは、非常事態宣言を無効と決めた(与党が多数の)上院」を敵に回しても、大統領としての実績を残すために「拒否権行使」して「壁を作る予算」を計上したい-のだ。

大統領の「Veto(拒否権行使)」を止めさせるには、上下両院議員の3分の2以上の「反対」が必要だが、非常事態宣言を無効とした議員数は59名。

拒否権行使に「No]を突き付けるには67名以上が必要だったのだ。

 まあ、アメリカのことはさて置き、今日の昼飯に「つくしのお浸し」「蕗の薹の煮物」更に春の魚「キアマダイのカルパッチョ」を頂いた。 メーンは、「あれ?赤飯かな?」と思った栗ご飯だ。

材料全て、オーナーが採取した本物の「春」なのだが、体調が思わしくないのに・・・大変なのに・・・

御身に今しばらく専念した方が良いと思うが、まあ、気持ちが重要だから、美味しく頂くだけで良いのだろう・・・な。

 帰路、気になっている「ネコヤナギ」を見付けに遠回りした。

すると、隣町の小用と言う集落に満開のネコヤナギを見つけた。 しかも、白っぽい雌花だった。

しかし、何時もの散歩中、田圃の畔を野火で焼却している方に声を掛けると男性では無く女性だったが、

「ご苦労様です。 ところでネコヤナギをこの辺りで見かけませんか?」  

「え? ネコヤナギ?」

「ええ、猫をジャラすのに使うような・・・枝にポッ、ポッっとタンポみたいのが着いている木なんですが・・・僕が子供の頃には、河原に一杯在ったのですが・・・ご存知無いですか?」

「ええ、見たことが無いですねえ」

とのこと。  代わり映えのしない田舎だと思っていたが、ここ数十年で、春の景色も様変わりしたのですねえ・・・


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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