今日も昼飯は「山富貴」の「更科蕎麦」だったが、付け足しは高嶺ルビーと野蒜の和え物だった。 少し遅れて若女将が「付け足し」を持って来ると、
『○○さん! 実は先日、川越商工会の宴会が(山富貴で)行われ、その席で「太田道灌」について説明することになったのですが、「道灌の生地は何処か?」と質問されて・・・(知らなかったものですから)困ったんです・・・』とのこと。
『NHK大河ドラマに「太田道灌を!」』と昨年来キャンペーンをしていて、県指定の史跡「山吹の里」が在ることから、割烹「山富貴」もキャンペーンに参加しているので、過日、若女将に参考資料を提供したのだ。
『良かったですねえ! 女将業は色々と大変ですけど、この際「道灌にヤマブキを差し出した娘」役になり切り、盛り上げる役は若女将しか居ませんよ! 大河ドラマ化したら、それは若女将の歴史に残る大事業になりますよ! フィクションで良いのですから・・・』
ところで、付け足しの「高嶺ルビー」だが、スプラウトなのでルチンが非常に多く、茎のピンク色はポリフェノールの一種アントシアニン色素で、抗酸化作用が在る嬉しい食物だ。
食後のコーヒータイムに昨日の散歩中にで遭った野ウサギと「ネコヤナギが見当たらなかった」ことを話すと、
「そう言えば、ネコヤナギの穂は花ですか?・・・花だとすると、雌雄はどうなっているんですか?」
と聞かれた。
『(今頃咲き出した)ネコヤナギの穂は将に「花」だが、花が咲くには雌雄が必要。 さて、どうなっているのだろう?』
で、帰宅して検索すると、「ネコヤナギは雌雄異種」と在り、穂が赤くなるのが雄花で、雌花は白い毛が密生している-そうだ。
しかし近年、河川からネコヤナギが失せたのはなぜか? コンクリートによる護岸工事が影響しているのでは?
そこで更に検索すると、『平成9年の河川法改正で治水、利水と並んで環境を目的とする制度となり、既設コンクリートの護岸に水際植生として「ネコヤナギ・エコ工法」が生まれた』と在る。
そうなのだ。昔から河川にネコヤナギを植えて、河川の循環に役立たせていたのだが・・・
今日の散歩道には、オオアラセイトウの紫の花が数か所在った。
紫金草(しきんそう)或いは諸葛采(しょかつさい)と言われていて、スジグロシロチョウの好物だそうだ。
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