配達の途中携帯電話の着信音が鳴ったが直ぐ止まった。 運転中だったのと白衣などを着ていてポケットの電話を取り出すのに手間が掛かかったのだが、寺内氏からの電話だったので車を停止し電話を入れた。
「・・・奥さんを埼玉医大に連れて行くので1:00㏘を過ぎるのですが、○○さんが今日「去来庵」に行くのでしたら・・・と思って電話を入れたのですが・・・」
『そうですか。 残念ですけど、「去来庵」さんは今、Closeなんですよ・・・』
「やはり、そうですか・・・先週行ったんですけど、お休みだったので・・・何かあったのかな?と思ったのですが・・・」
「展示会やら術後やらで、暫く休養したい・・・と言っていましたので・・・」
再会を約束し、電話を切った。
帰宅後、時間の余裕が在ったので8キロコースの散歩に出た。
この処運動不足かな?と想うのだが、食べてしまうんだなあ・・・ 食事のコントロールが出来れば良いのだろうが・・・
などと思いながら道端の春を見つけたが、それらしい気配は全く見付からなかったのだが、田圃道に入り飛行機の音で空を見上げていると、
「チッチッチッチッチッ」と鳥の声。
あっ! ヒバリだ! やがて、青空の中をホバリングしながら僕に見せ付けるように頭上にまで来た。
足を止めて見上げていたが、少し先の田圃に下りた。
昔と違って、近年の農家は裏作をせず、しかも農機具を遊ばせないように冬場からトラクターで田圃を耕ってしまうのでヒバリは住み難くなったのだろうに・・・
話は変わるが、BS1で、「テロリストの母と呼ばれて」を観た。
親、兄弟のために、国ために戦い戦死した我が子が「テロリスト」と呼ばれたが、何と呼ばれようと「我が子」。 テロリストと呼ばれて死んだ我が子だが、何処にでもいる「普通の我が子」を知らしめるために生きる母親。
その涙に偽りも飾りも無い。 母親そのものだ。
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