3日振りに「山富貴」に行った。
week dayなので先客は2組しかいなかったが、何時ものように二人掛け用のテーブルに座ると間も無く、「いらっしゃいませ!そば茶は熱いですから気を付けて下さい・・・」とウエルカムセットと、スポーツ紙と読売新聞を何時ものように持って来てくれたが、読売に目を通していると女将が来た。
「いらっしゃいませ! お借りしていた本【尾崎孝(太田)道灌紀行】ありがとうございました!」
高校長を退職後に「道灌」の史跡や伝承地を自分の目で探訪し、江戸の庶民から「道灌びいき」とも言われるような人気を集めた太田道灌〔資長(すけなが)〕を検証した尾崎 孝氏の紀行誌だが、NHKの大河ドラマ化に向けての僅かなお手伝い-の積りで誌をお貸ししたのだ。
やがて「挽きぐるみ」が運ばれて来たが、「あれ⁉(器が違う!)」
今迄は丸型の椀に簀の子を敷いた器だったのだが、今日は井桁セイロ、それも2段だった。
「ふっさりと・手打ちそば切り こぼれ松」
これは八代将軍綱吉の享保年間の「前句」だが、この頃から「手打ちそば」は「こぼれ松」即ち、松の落ち葉が二葉であるように「2枚が当たり前」で、その後、文化文政の江戸文化では「笊2枚が一人前(二八=十六文)」だったのだ。 なので、先の大戦までは、「一人前2枚」が常識だったのだ。
今日の蕎麦には付け足しは「ヒラメのカルパッチョ」だった。
食べ終わる頃、会長が食前に来た。 湯桶を持参してくれたのだ。
いつもいつもご馳走様です!
帰宅後、時間の余裕が在ったので、イランの孫宛にメールを送った。
「Salam zor bekheir!(こんにちは!)」の書き出しにしたのだが、今の時間まで返事は無し。
まっ、仕方ないやろ、忙しいのだろうし、祖父ちゃんどころじゃないんだろ・・・
ダ-デンの有機アガベチョコ(ダーク・カカオ70%)でも食べて風呂に入ろう!
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