第1セットを取った! 大坂なおみの勝ちパターンの1つだが僕は今、BS-TBSを見ている。
僕がスポーツ番組を見ると、大概贔屓な選手が負ける-のだ。
だから、ショックを少なくするため裏番組を見るのだが、瞬間の感動は録画になるのだ。
裏番組は、「天童よしみスペシャル・歌人生45年の軌跡」だ。
僕が天童よしみを知ったのは、天童が当時の読売TV番組「全日本歌謡選手権」で、本名「吉田よしみ」で10週勝ち抜いたときだった。
今、「選手権」の審査員だった竹中 労作詞の「風が吹く」を歌っている。
「歌の上手い娘だなァ・・・」
そのままプロになり、芸名も「天童よしみ」だったが、テレビ画面に出て来なくなった。
今でもそうだろうが、TV番組は画面に映える女性歌手を求め、歌の上手い歌手を画面の外に追いやってしまうのだが、レコード会社を変えたことで天童の良さを売ろうとした「道頓堀人情」が当たり10年振りに表舞台に躍り出たのだ。
『負けたらあかん 負けたらあかんで 東京に 冷とう無い 優しい街や 道頓堀は・・・』
でも、美空ひばりの歌を唄うと、どうしても比較してしまう・・・のだ。
美空ひばりの音質、振る舞いetc.
美空ひばりを他の歌手に求めてはいけないのだろうか?
「ちあきなおみ」がひばりの歌を唄うと、「ちあきなおみ」の歌になり、「島倉千代子」が(美空ひばりの歌を)唄っても、それは島倉千代子の歌になってしまうのだ。
その歌を唄う歌手が表現する歌詞は、歌い手のモノに出来るのだから・・・
ひばりを他の歌手に求めるのでは無く、他の歌手に「歌詞をどう表現するか」を求めるのだろう。
大坂の試合は今、第3セット。 大坂が1ブレークアップだ!
「大坂なおみ」が優勝出来た! おめでとう!おめでとう!
「ファイト対Fight」だった。 これぞ、試合。 大坂なおみの勝ちパターンが実った瞬間だ。
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