39,960km

 あの伊能忠敬が、地球一周の長さを実際算出した記録が在ると言う。

答えは「39,960キロメートル」で、勿論当時は尺貫法表示なのだが、実際の赤道下の距離は

40,075.017kmであるから、誤差は115.017kmと僅差なのだ。

 実測して日本地図を作成した伊能忠敬は、佐倉の名主の家の養子となるも36才で名主となり、50才で倅に家督を譲ると興味が在った天文学や暦学を学ぶため江戸に出て、当時の第1人者だった高橋̪至時(よしとき)に学び、幕府天文方だった高橋の推挙で蝦夷地の測量を始め、関東以北の地図作った段階で幕府の支援により、箱根以西から九州、四国地方までの地図作りに没頭したが完成を見ず忠敬は74才で亡くなり地図は3年後の1821年に完成した‐と言う。

 ところでメートル法の「1m」だがフランス革命後の1791年に、北極点から赤道までの子午線弧長の「1,000万分の1」を1mとしたのだが、それにしても忠敬の測量技術は素晴らしいものだ。

 話は変わるが、今日の「産経ニュース」に面白いニュースが在った。

『ワシントン・ポスト紙に拠れば、「トランプ米国大統領の公式会見等での虚偽発言や誤解を招く主張は、就任1年目が2,140回在り、1日平均6回近くだった』と言う。

その上で、虚偽の主張が無かった日は、過去1年間で56日だけで、その多くは「ゴルフに興じていた日」だそうで、大概の政治家は「発言内容が事実と違うことを指摘されるとその主張を止めるのだが、トランプは気にもせず主張を繰り返す」のだ。

将に幼児的な思考の持ち主なのだ。  困ったものだ!

 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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