僕にとっては年末の風物詩でも在る「干し芋」だが、からっ風で有名な群馬県中之条町の田村農園産の干し芋を先代の田村五十子(たむらいそこ)さんの頃から購入している。
もう15年以上も前になるが、退職金で草津温泉のマンションの1室を購入して以来、帰路(日本)ロマンチック街道を下り沢渡温泉前からJA吾妻の沢田直売所手前を左に入ると、田村さんちの前に着くのだが、或る時は田圃のビニールハウス内で乾燥させている芋を食べたり、ある時は大きな釜で蒸かしたばかりの芋を食べさせて頂いた。(蒸かし立てのイモは美味しく無かった)
五十子さんが亡くなって今は息子夫婦の代になったが、昔の美味しさを守っているので今日も関越道を下って渋川ICで下り、渋川市内から東吾妻町を通り吾妻川を渡って中之条町に入り、田村さんちに行くのだが、今日は連絡を入れていなかったので沢田の直売所に行った。
3年振りだったので懐かしかったが店内の景色は相も変わらずで、「いもっ娘」以外に「きびもち」も購入した。
帰路は渋川から関越道に乗らず17号を上って行くと、一般道では在るが高架道になり、あっという間に伊勢崎から利根川を越え深谷に入った。
自宅に戻ったのは3:00㏘を過ぎていたので、支度をして散歩に出た。
往復5時間以上車の中だったので歩き出しはぎこちなかったが、田圃道に入った頃からは調子が戻り、何時ものペースで終盤に入ると犬連れの彼に会った。
「いやァー、何日ぶりですかねェ・・・ ところで、あそこに見える笠山ですが、頂上には宿泊設備が在る天体望遠鏡が在るんですよねェ・・・」
「行ったことが在るんですか?」
「宿泊はしなかったんですけど、道は狭くくねくねとカーブが多くて・・・、、、見ると簡単に着くように思えるんですが、ここからですと2時間反ぐらい掛かるんですよ」
正式には堂平天文台と言い、標高837mの堂平山のてっぺんに在る。
天空に夢を見たことも無いのだが、一度位は望遠鏡で夜空を駆け巡って見ようかなあ・・・
0コメント