朝日デジタル版記事に、
『明智光秀が羽柴秀吉に敗れた「天王山の戦い」の天王山が在る京都・大山崎町で、町長選が10月21日行われ、46才で自民、立憲、国民、公明4党推薦で「圧倒的に有利」と思われた現職が破れた』
と在った。
新町長となったのは元議員で、前回の町長選では自民党議員だったが現職候補が自民党員で自民推薦だったため「無所属」で立候補したが敗れ、その後町会議員に返り咲いたが、今回は「共産党推薦」だった。
開票結果は50.9%対49.09%で勝利したのだが、勝利の要因は何だったのだろうか?
新町長が立候補する際、家族からは「勝てる筈が無いから、止めて」と言われたのだが、戦略として意識したのは、「町民の感心に合わせて戦略的に争点を絞ること」だった。
(大山崎)町は、町内に在る公立の3つの保育所の内、第2保育所を民営化する-としたのだ。
日本が抱える「少子化(問題)」は何れの自治体にも言えることで、大山崎町が決定した「保育所の一部民営化」は常識的であったにも拘らず、それが焦点化し、常識的判断と思われたことが民意に沿わなかったのだろう。
記事によれば、
「野田聖子前総務相を始め、各党幹部らによる決起集会は開いたものの、集まったのは政党関係者ばかりで選対は自民党が仕切り、国政で対立する立憲、国民は自民を押す訳にはいかなかった」のだろう。
我が町でも、来春3期目を狙い着々と選挙対策を進めている現職だが、問題を山積させている実態なのだ。
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