声を上げて良かった!

 プーチン大統領は、国民の質問に答える「プーチン・ホットライン」と言うTV番組を16年前から生放送している。  広大なロシア各地各民族を治めるのに最適な手段なのだろう。

ロシアの主要なテレビ、ラジオ、ネットから流されて、視聴率も断然No.1の番組の恒例番組なのだ。

 さて今月7日、「蕎麦を蒔いたら、照明灯が消灯した」と書き、県道沿いの歩道の防犯灯について(我が)町へもメールしたのだが、今日の午前中に電気工事業者の車がやって来て、点検作業を15分程し帰ったのだ。 照明灯と防犯灯との切り替えが不具合だったのだろう。

 (地方)自治体である村や町、市は、そこに住む住民たちの活動によって維持されているのだが、

『「私のこと」以外は誰かがやって呉れるだろう』と言う傾向が強いような気がする。

 先日喫茶店で、「最近暇つぶしに、近所の放置畑の雑草刈をしているんだ」と言うと、

『所有者に無断で伐採すると、訴えられたり損害賠償を請求されることが在るので、「好意でしたこと」などと思っていると間違うよ!  そんなこと、止めた方が良いよ!』

そうなのだ。 放置畑の雑草が藪になり、見通しが悪く危険だから-と周囲は思うが、所有者の権利を超えることが出来ないのだ。  例え「公益」が失われようと、個人の利益は守らなければならないので、所有者に理解してもらうか公益を維持する上でその所有者の所有していることが何らかの法的措置を科せられるかどうか-なのだ。

 ロシアだから、「ホットライン」で取り上げた「問題」をプーチンが解決する生放送があるのだが、この民主主義の日本で、直接当事者(行政)に声を上げたことで行政が実行したこと-、地域の問題は地域で解決し、地域で解決できないことは区長から行政に申請する-なのだが、最近地域の区長役も「面倒なこと」は「自分の仕事では無い」としたがるのだ。

「自分のこと-だけをやっていれば良い」と言うのだが、「自分が出来ることをする」ことでは無いのだろうか?  我が家は今、後期高齢者夫婦の生活だ。  一応の役目は在るが、「気付いたら、気付いた者」が行動しないと相手に負担が重なるだけだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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