県道沿いの我が家の周辺は農地だが、久し振りにその畑に蕎麦が蒔かれた。
蕎麦好きの僕は、町で唯一の蕎麦生産者を応援すべく隣の畑の所有者に、蕎麦生育のための借地要請をした結果なのだが、2年目以降から県道の照明灯が突然消灯したのだ。
蕎麦の結実には日照時間が大きく係わる(16時間以上では花が咲かない)ことは常識なのだが、
蕎麦を蒔いた途端に、県道の照明灯が消灯したのだ。
数年前に「消灯した」折、県道の管理者である飯能県土整備事務所・道路環境担当部署に出向き質問したところ、
• 照明灯が点灯する近くの畑に蕎麦を蒔き、「蕎麦の生産量に影響するから消灯して欲しい」と
申請すれば、消灯するのか?
「申請者が理解力が無く、又県の予算が厳しいので、照明灯の費用を少しでも削りたいので・・・」
とのことだったが、
設置してあった照明灯の傍に、後から「蕎麦を蒔いたから」との理由で消灯する理由は納得できないし、知人の蕎麦生産者は
『照明灯の傍に蒔くのだから、その分生産量に影響が出るのは承知の上だ。 「後だしジャンケン」が許されるのは可笑しいよ』と言っていた。
増してや、県土事務所に「消灯」の権限が在るのだろうか?
「道路照明灯」の設置目的である「(交通)安全を確保するため」に設置した公共の利益を保持せず、後から蒔いた「個人の利益」を優先させること-は、公共団体(県)のしてはならないこと-ではないか!
当の照明灯も、数年前に最新のLEDに変えたのではないのか?
このことで、数年前に我が町の担当部署に質問したが埒が明かず、ましてや県道沿いの通学路に防犯灯が無い理由を、「道路の照明が明るいので・・・」とウソ吹いた。
先ほど庭の掃除をしていると、県道沿いに軽貨物車が停車した。
県道沿いの歩道の防犯灯の整備に来た業者だったが、
「通常、何処(の自治体)でも防犯灯は自治体の責任で設置しているのですが・・・、ここは県が設置しているんですね。 僕は入札した業者なので解りませんが・・・」
我が町はいい加減だが、県もイイカゲンだ。
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