ホンモノの蕎麦屋

 日高市に在る蕎麦屋「遊喬」は、僕の好きな蕎麦屋の1つだ。

今日も立ち寄ったのだが、注文した蕎麦は「季節の野菜 天せいろ」。

自家製粉で、北海道・音威子府産の蕎麦をベースに数種の蕎麦をブレンドし、旨味・香り・咽喉越しが引き立つ蕎麦(せいろ)に、小川町の有機栽培農家産の「ジャガイモ(レッドムーン)」「ピーマン」「青ナス」、地元ふーわりファームの「赤唐辛子」「新ニンジン」と八ヶ岳産の「ミョウガ」「とうもろこし」の天麩羅だ。

先日と同じメニューだったが、今日の蕎麦は香りが在り咽喉越しも良く、しかし殆ど噛まなくても胃にストンと落とせる蕎麦だったので、店主が湯桶を持って来たとき聞いてみた。

『・・・、ところで「美味しい蕎麦のポイント」は何ですか?』

『はい、「茹で」と「水切り」です』

『え!?「茹で」と「水切り」ですか? 一般的に、手打ち(そば)の段階1つ一つの「捏ね」だの「のし」だのって言うけど、基本は当たり前で、客に出す前の「茹で」時間は、釜の中で回転している蕎麦の色の見極め-ですか(?) それに「茹で上げた蕎麦」を冷水に入れて、笊に盛る前に「水切りをしますが、その切り方がポイントですか?』

 そうなのだ。 大抵の蕎麦屋は「打つ」ことには集中するが、仕上げの「茹で」「水切り」を雑にする傾向が在るのだ。  ここに「のど越し」「香り」のポイントが在ることを知る蕎麦屋が少ないのだ。  「食べ手」には残念だが、商売優先なのだろう。

 蕎麦が食べ終わると「天ぷら」だが、今日も先ずは「トウモロコシ」に塩をまぶして食べた。

先日のトウモロコシの方が美味しかったが、致し炊かない。

ジャガイモやニンジンには「おろし」を乗せて汁に浸けて食べたが、「青ナス」は塩を付けて食べた。 ナスの甘さが出た。 


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

0コメント

  • 1000 / 1000