今日の昼飯

 東松山で仕事を終えて、通常なら神戸の峠を通って越生町の「山富貴」に行くのだが、今日はR‐407を南下して日高市の蕎麦屋「遊喬」での昼飯にした。

 「遊喬」の店主(河村幸太氏)は、片倉康雄が創業した「足利一茶庵」の2代目敏雄氏の下で5年間修業した本格手打ちそばの打ち手で、修行仲間には駒ケ根の「丸富」、前橋の「凡味そばきり」、静岡の「八兵衛」、高崎の「一期一会」、高田馬場の「傘庵」等の錚々たる店主達が居る。

 今日は月曜日だからだろうか、1:00㏘頃入店したのだが先客は居なかったので、4人掛けのテーブルに1人座り「本日の三種(蕎麦)」を注文した。

平打ちでやや広めの「田舎蕎麦」と二八蕎麦の「せいろ」に青柚子の粉末を練り込んだ「柚子切り」の盛り合わせなので、先ずは「柚子切り」を何も付けずに香りを楽しんだ。

続いて「せいろ」だが、一口頬張った後、蕎麦を10数本汁に入れた上に薬味の大根おろしを乗せ二口目を頂く。三口目には薬味のネギを乗せて食べ、残りは漬け汁に少し浸して食べる。

「田舎蕎麦」は最後だったが、食べていて思い出したことが在った。

数年前に時々通った山形県東根市の「弧峰」の「田舎蕎麦」だ。

味風味が、今日の「遊喬」の「田舎蕎麦」に似ていたのだ。

「遊喬」の蕎麦は北海道・音威子府産で「弧峰」は地元山形産なのだが、双方ともしっかりと丁寧に打っているし、噛み応えのある蕎麦だからだろう。

最も、「弧峰」の田舎蕎麦は割り箸ほどの太さで、噛み応えどころか歯がしっかりしていないと食べられない逸品だった記憶がある。

また、尋ねてみたいなあ・・・


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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