デンマーク(ラスムセン首相)が、移民に対して新らたな政策、「ゲットープラン」を発表した。
デンマークでは(低所得者層の)住宅困窮者を対象に、原則25%の優先入居と家賃補助が在り、そのため特定の人種(イスラム教徒など)、貧困者が住む住宅街が出来ていて、そのことが第二次世界大戦時のナチス・ドイツがヨーロッパ諸国で取ったユダヤ人に対する強制居住区(Ghetto:ゲットー)に似ていることから、通称「ゲットー」と呼ばれているのだが、
1. ゲットー居住者が犯罪を犯した場合の刑罰は、通常の2倍にする
2. 警察当局がゲットー居住者の個人情報の入手を容易にする
3. 不動産会社は、過去5年以内に犯罪歴の在る者の入居を拒否出来、又、家賃滞納の有無を問
わず、犯罪者を退去出来る
4. ゲットー居住者は、家族の状況を随時居住しているコムーネに報告する必要が在る
これを怠った者は、最高4か月の禁固刑とする
5. ゲットー居住者で生活保護受給者は、向後生活保護の額を減額する
6. ゲットー居住者で非欧米人は、職業教育を受講し仕事を得た者に対して一定額のボーナス
を支給する。 また、優秀な学生に対してもボーナスを支給する
の6項目を明示したのだ。
デンマークの場合、重税を支払っている国民の中に、「外国人が(自分たちの)手厚い社会保障をタダ乗りしている」と観ている人が多く、国民の不満解消策として出した政策なのだ。
アメリカを始め西欧諸国が「不寛容の時代」を模索する中で、日本の未来図はどうなるのだろう?
自分たちが創った社会を他人が享受することに翻意する-
第1次大戦時の欧米人捕虜への厚遇とこれまでのアジア諸国への対応力は、これからの日本人の中に流れて行くだろうが、今年の夏の郡上八幡での「郡上踊り」では外国人が多く参加し踊っていた。
異口同音に、「自分たちの国には無い(楽しい)踊り」と言っていた。
その社会に参加するのだから、事実積極的に参加すべきだろう。
これまで不法であろうとも労働者を受け入れて国を維持して来たにも拘らず、都合が悪くなったからと言って今更塀を作ることは無策以下だが、僕が住む町のリーダーは自分への利益追及に固辞している。
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