僕は朝刊を、大概3紙を購読する。
自宅では日経新聞を定期購読していて、昼の蕎麦屋「山富貴」では「読売」を見てコーヒー店「ほっと」では「朝日新聞」が僕が座る席の横に置いて在り、「新聞をみさせていただきます!」と言って手に取るのだが、その度に「○○さんのために、置いて在るのよ!」
今日の読売新聞「国際版」見出し記事に、『メキシコ「米と対等」強調』が在った。
先月の大統領選に立候補した左派政党「MORENA(国家再生運動)」党首アンドレス・ロペスオブラドール氏が、トランプが進めようとしている「国境の壁」建設を批判し、中・低所得者層に向けた税対策と大統領を含めた政府高官の給与減額(大統領報酬50%削減)実現などを挙げて当選し、早速動き出したのだ。
対米関係で最大の懸案事項の「不法入国対策」では、メキシコ国民のアメリカへの出稼ぎ対策として、
• 2020年までに国内100万ヘクタールに植林事業を実施する
• メキシコ経由でアメリカに不法入国するグアテマラ人など中米3か国に対し、経済発展計
画への支援
を掲げ、トランプ大統領宛に書簡を送り反米姿勢を示した-と言う記事が在った。
北米に隣接し、歴史的に地政学的に常に変動するメキシコの将来を担って、次期大統領ロペスオブラドール氏の動きを期待したい。
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