今日は土曜日なのに、天候の影響だろうか「山富貴」で12時半頃駐車している車は疎らで、店に入りホールに行くと、いつものテーブル席には新聞が置いて在ったので座った。
お茶を頂きながら新聞が読み終える頃、バイト店員が盆を運んで来た。
「冷やし掛け蕎麦です。 薬味を入れて食べて下さい」
今日もメニューに無い品で、雨模様では在ったが蒸し暑さの或る日だったので、周りの客にアピール出来るだろうと、麵を少なめにしてスル~っと戴いた。
歯が在ったときは音を立てて啜れたのに・・・マ、シカタナイか・・・
「掛け蕎麦」のポイントは汁(つゆ)だ。
僕が「山富貴」で蕎麦を食べる理由は、食材が信用出来るからで、しょうゆ、味醂は元より蕎麦粉もメーカーを公表し、裏切らないからだ。
大抵、利益重視で売り上げが減少すると材料の質を落としたり、安価な業務用を使用するのだが、「山富貴」は「返し」をキチンと作っていて、割り方も心得ているので、毎日変わらない汁味が頂けるのだ。 (以前、厨房に若手従業員を入れたとき、味に違いが出て、指摘したことが在ったが)
なので、丼一杯の汁も飲み干し、必要も無い「そばつゆ」と蕎麦湯が一緒に来たので、これも飲み干した。 で、料金はいつも通りの1080円。
話しは変わるが、
中古車販売会社ビッグモーターに由る「自動車保険不正請求」が、新聞等で報道された。
この問題は昨年12月、東洋経済新報社の「東洋経済」でも取り上げられたことだが、
「買取台数6年連続日本一」だの、コマーシャル動画等で宣伝し、損保ジャパン社が社員を出向までして丸抱えして自動車保険を加入させている全国展開する企業にも拘らず、損保ジャパン社ばかりで無く、自動車保険各社へ不正請求を繰り返して来たのだ。
現役時代僕も自動車の「査定」部署で経験したことだが、営業責任者から、
「大事な代理店なので、(約款上『免責』事案にも拘らず)有責と判断して支払って欲しい」
と持ち込まれたが、「僕の立場では認めることは出来ない・・・が、上司が認めるのなら止めることはしない」と断った。 翌年、降格させられたが、不正な業務が自動車保険ばかりか火災保険でも横行していたのだ。
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