主飯は「マゴチ炊き込みご飯」。 主菜は「マゴチの刺身」と「隠元豆の胡麻和え+伽羅ぶき+大根・人参と油揚げの煮物」で、副菜には「ひじきと大豆の煮物」と「きゅうりの酢の物」+「ハムポテトサラダ」が並んだ。
これに食後のコーヒー、しかも業者から取り寄せた焙煎珈琲に手づくりスイーツを頂いて料金700円。
将に日常理に適った食事が食べられない人たちの拠り所(オアシス)なのだろう・・・
今日も「お一人様」なので、窓際の席に座ろうと一人席に行こうとすると、店主から、
「今日は(手前の6人掛け用テーブル席が)空いているので、どうぞご利用ください」と言われ座った。
先客は2人居たが、フルヤさんが窓際の席で裁縫していて、二人掛けテーブル席には(鶴ヶ島から来たと言う)男性が自分の得意な「漢方薬」のこと或いは趣味の「(川や海の)釣り」自慢をしていた。
フルヤさんが帰り、食事を終えコーヒータイムのとき、「ケツメイシ」と言う言葉が出たので、「男性4人組の音楽グループ名ですよネエ・・・」と話に加わった。
本来は、漢方薬の「決明子」のコトだったらしいが話に加わり、子供の頃実家の周りには「ユキノシタ」「オオバコ」「ゲンノショウコ」「ドクダミ」「なずな」などの野草が一杯在ったこと。 小学生の頃は薬草を採取して、学校の教材購入に協力したを思い出した。
「思い出した」と言えば、田代三喜(たしろ さんき)。
日本で漢方医学を学ぶとき、その源流をたどると必ず田代三喜に行き着く、いわゆる「医聖」と言われる存在なのだ。
生まれ故郷の古池(越生町梅園地区)の景勝寺や実家跡地には、石碑が在るが、埼玉医大の新入生歓迎時には「こんな田舎で・・・などと嘆くな。 隣町は田代三喜の生地だ。 この地は若いアナタたちが学ぶ環境に適しているのだ」
と理事長が挨拶したのだ。
で、当の漢方センセイに訊ねた。
「たしろさんきと言う室町時代の漢方医をご存知ですか?」
「いいえ」と言うので、
「室町時代の関東管領古河公方に仕え、足利学校で医学を指導した医聖と言われる人物ですが・・・」と説明したが・・・
話変わって、今日は7月7日、七夕の日だ。
養蚕が盛んだった子供の頃、機織り機を労うことと田植え後の水田への豊富な水を祈念して、笹に色紙を飾り翌朝越辺川に笹を流しに行ったことを思い出す。
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