3日振りに散歩をした。
歩幅が狭くなって来ている中で、筋力の維持とエネルギー消費のためと思い、欠かさず5キロコースの散歩をしているのだが、雨天を言い訳に昨日と一昨日はサボってしまった。
なので、出だしから1キロくらいは慣らし運転・・・の筈が、歩道に伸びた雑草を抜いたり雑木や桑の木の枝を折ったり・・・田圃道に行くまで素直に歩けなけなかったが、田圃道に出ると宮下橋まで止まらずに歩き抜けた。
今日は夏至から11日目。
暦に「半夏生」と在り、香川の讃岐では「うどんの日」らしいし、福井の大野では焼き鯖を食べ、近畿地方では粉モンを食べる習慣から「タコ半夏生祭り」を行うらしいが、生まれ育った埼玉の田舎では特別な風習は無く、社会人になるまで「半夏生」すら知らなかった。
「ほっと」での珈琲タイムに朝日新聞の記事「ベターチキンを目指して」を読んだ。
ノルウェーのオスロから350キロ離れた田舎で、工場のような大きな鶏舎の中で自由に飛び回り、陽光の当たる中で砂遊びをするヒヨコたち。
日本の養鶏場の飼育密度(実態)は1羽当たり285㎠なので、僕らは「15㎝×19㎝」の中で生活し生んだ卵を食べているのだ。
Battery cage(バタリーケイジ)と言う採卵機だが、ニワトリを「動物」としてでは無く「モノ」として扱い、「モノ」から生まれるストレス満載の卵を食べているのだが、近年、「ケイジフリー(平飼い)」の鶏舎が増えて来て、アニマルウエルフェア思考が出て来たと言う。
「you are what you eat.」
直訳すれば、「人は何を食べるか-だ」だが、「食べたモノ」で人の身体はつくられる-と言うこと。
即ち、ストレス入りの卵を食べれば、ストレスが溜まった身体になるのだ。
豚舎も養鶏場と同じ様だが、和牛は、農業国だった日本では「家畜」とは言え家族同様に人の愛情を受けて生活して来たので、愛情たっぷりと受けた肉になるのだろう。
そう言えば、「去来庵」の食材はストレスの無い自然の中で育ったモノを使い、食材に合った味付けにしているのだろう。
0コメント