熊谷のオリーブに会いに行った

 群馬県との県境に流れる利根川沿いで、オリーブ等を使用して障碍者支援事業を展開して22年の埼玉復興(株)に友人を連れて行って来た。

2日前に訪問を連絡すると社長が電話に出て、「9日は予定が入っていてお会いすることが出来ないが、次の週の16日ならお会い出来ます」とのことで16日での約束をしたが、

「9日は、オリーブを見させていただきます」と言い、今日2年振りに熊谷市弥藤吾の埼玉復興㈱を訪問した。

事務所に行くと社長は不在だったが、農業部マネージャーでオリーブオイル搾油技術者の新井紀明氏が対応してくれた。

「台風で、大分被災したんですよ」とのことだったが、事務所前のオリーブの木は、

「密集して植えてあったため、結果的に助かった」のだが、密集しているためオリーブの木が細く、「ミッション」1種類だけなので実の付きが悪く、1本に数個の実が見える程度なのだ。

20年前に小豆島の井上誠耕園から苗を購入したものだが、20年経過したオリーブの木は結構太くなるし、手入れが有れば1本の木からオリーブの実が5,6㎏は収穫出来るのだが・・・

 紀明氏に、

「最近、戸建て住宅の庭に観葉オリーブの木が植えられているのですが、品種の異なる鉢植えのオリーブを持って行けば、花が咲き実が生りますよね?」

と聞くと、

『ええ、前橋にパワジオ倶楽部と言うオリーブ専門店が在り、そこには世界のオリーブが在って、毎年「受粉祭り」と言って個人が所有している鉢植えのオリーブの木をパラジオに持ち込んで置くと、やがて受粉し実が付くんです』

そうなのだ!  鉢植えなら、持ち運んで受粉出来るのだ。

定植したオリーブなら、品種が判れば異種の鉢植えを受粉時にレンタルすれば良いのだ。

メンバー制にしてキチンと管理すれば、1本の木から10年後にはオリーブオイルが1ℓ位は搾取出来るし、オリーブの普及になる。   夢が膨らむが、実現は僕が死んだ後のことだろう。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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