先週『ご無沙汰しております。・・・3週間前「去来庵」に行ったところ「しばらくお休み」との張り紙があり・・・』との友人からのメールで、今日、和食処「芳月」で食事会となった。
当の友人寺内氏は大阪・堺の生まれで、就職後は都内の社宅暮らしの後、老後を日高市で送っているのだが、偶々喫茶店「去来庵」で遇った同年代同士なのだ。
その彼が、久し振りに「去来庵」に行った処張り紙があり、「では、食事でも・・・」と言うことになったのだ。
食事処「芳月」で食事を済ませ店から出ようとした際、「芳月」の女将が、
「寺内さんですよね。 私も寺内さんと同じ傾聴ボランティア(活動)の会員なんですヨ」
とのことで、「傾聴」を知りたくて寺内氏宅近くの喫茶店「TREE」で「傾聴ボランティア」の活動について聞いた。
さいたま市の鈴木絹英(すずき きぬえ)さんは平成11年、高齢者とその家族を対象にしたボランテァ組織「ホールファミリ-ケア協会」を立ち上げたが、14年に渡米し、「シニア・ピア・カウンセリング」と言うボランティア団体のカウンセリング活動を学び、高齢者施設などで高齢者の話を対面で、直に聞くことで、相手(高齢者)の心を癒すことを実践するボランティアの普及とボランティアの養成講座を開催し、現在までの講座修了者は26,000名で、東日本大震災での被災者への傾聴活動も行われた-とのこと。
日高市では、傾聴ボランティア団体「うさぎ」を平成25年11月に設立、守秘義務を遵守し高齢者の心に寄り添う活動をしていて、「芳月」の女将や友人の寺内氏を含め36名が活動をしている-とのこと。
確かに、高齢者の孤立化、特に独居高齢者の孤独は高齢社会の大きな問題点なのだが、中高生への心の問題対策にも繋がるのではないだろうか?
心・感情を理解し、受け入れていく-肯定するのでは無く、受容する-所謂傾聴力は新たな力を生む。
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