富士市の老舗和菓子庵「田子の月」が、日本製紙株式会社のCNF(セルロースナノファイバー)を使用した「最中」だが、見た目はナンも変わりない普通のモナカだが、使用したCNF(セルロースナノファイバー)に注目していただきたいのだ。
産総研(産業技術総合研究所)に拠れば、
「CNFは鋼鉄の5倍の強度を持ち、重さは鋼鉄の5分の1。 更に高弾性、低熱膨張、高い透明性、吸水性が高く粘度を保ち易い特徴を備えている。
そのため、構造材料は元より補強材料、光学材料、メモリー素子、電子材料、太陽電池、包装材料、食材さえも使用可能で、既に自動車や航空機のボデイなどに利用され、強度や軽さで燃費改善、航続距離の延長に不可欠。
更に、合成ゴムを使わず100%天然ゴムを原料にして補強材にCNFを用いれば、100%天然ゴムのタイヤも夢ではない。 脱炭素・脱石油の産業に革命を」
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